アメリカ人青年が中国の雲南省で行方不明となった一例がどうやら北朝鮮への拉致されたらしいという可能性が高くなってきました。
「国際激流と日本」からの転電の続きです。
原文へのリンクは以下です。
国際激流と日本
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平沼赳夫氏を中心とする議員連を加えて、訪米団はオバマ政権の国務省や財務省の高官にまず要請をした。
北朝鮮をテロ支援国家に再指定をすること、北朝鮮政権が依存していたマカオ在の特定銀行の口座の凍結のように標的を絞った金融制裁を再発動すること、中国に対して北朝鮮への日本人拉致被害者解放への圧力をかけるよう米国が求めること、などが主体だった。
だが、オバマ政権がこれらの要請に応じて、具体的な行動をすぐに取るという感触は得られなかったという。
米国人留学生が中国内で北朝鮮に拉致された?
そんな中で今回の訪米団の活動で希望を生んだのは、北朝鮮に対する新たな日米共闘の展望だった。
2004年8月に中国の雲南省で行方不明となった米国人留学生のデービッド・スネドン氏(当時24歳)が北朝鮮に拉致された可能性が高くなり、日本側が新たに得た情報を基点に、米側も自国民拉致の疑惑を真剣に注視するようになったのだ。
日本の訪米団は「救う会」が中国消息筋からごく最近、独自に得た情報として、「スネドン氏と見られる米国人留学生がその時期、脱北者支援を理由に中国当局に逮捕され、現地に来ていた北朝鮮政治保衛部員5人に引き渡されたようだ」という話を米側に告げたのである。
だが雲南省と言えば、広大な中国の中で北朝鮮からは最も遠い南西端にある。そんな場所で北朝鮮工作員がなぜ米国人をあえて拉致するのか、疑問が出て自然である。ミステリーとも響くだろう。
だが北朝鮮と中国の結びつきを知っている人ならすぐ分かるように、雲南省は北朝鮮から中国を経て東南アジアへと抜ける脱北ルートの枢要地域、しかも最終部分なのだ。古くからこの地域で北朝鮮関係者たちの暗躍が伝えられていた。
(つづく)






by 古森義久
中国雲南省でも暗躍していた北…